原因公表 不正アクセスサービスの停止

京都教育大学のWebサーバーに不正侵入、6サイトの一部ページが改ざん

このページの公開: / 最終更新: / 書いた人:インシデントレーダー編集部

この事件のまとめ

何が
国立大学法人京都教育大学の学内Webサーバー(学科・附属学校など6つの公開サイト)で、不正アクセス・サービスの停止。
いつ
2026年10月13日に公表。
原因
公表:ソフトウェアの脆弱性。
影響
家政科、理学科、教育学科心理学教室、附属高等学校、附属桃山中学校、附属幼稚園の各サイトの情報、6件(漏えいなし(公表))。

原因

原因公表 ソフトウェアの脆弱性

公式の発表での原因
Webサーバーで使っているWordPressの脆弱性(CVE-2026-60137、CVE-2026-63030)が悪用された。この脆弱性を使って侵入用のPHPファイルが置かれ、サイト内の一部ファイルが改ざんされた。
侵入の入り口
WordPressの脆弱性(wp2shell)を悪用して設置された侵入用のPHPファイル

影響

人数・件数
6件(家政科、理学科、教育学科心理学教室、附属高等学校、附属桃山中学校、附属幼稚園の各サイト)
注:サイト数
情報の種類
公表されていません
漏えい
漏えいなし(公表)
サービスの停止など
改ざんされた6サイトは外部からのアクセスを停止。2026-09-04にリストアと脆弱性への対応を終え、公開を再開した。
二次被害
当該サーバーから他のサーバーやシステムへの被害拡大は確認されていない。サーバーは個人情報や機密性の高い情報を持たず、これらの漏えいも確認されていない。

使っている人がすること

公式の呼びかけは無し(2026年10月16日に確かめた時点)。

運営する側が確かめること

この事件の原因の種類について、一般に言われている基本の確かめ項目です(この事件の会社の対策を推測したものではありません)。

ソフトウェアの脆弱性

  • 使っているソフト・部品(CMS・プラグイン・ライブラリ・サーバーのソフト)と版を一覧にし、脆弱性の情報を定期的に照らし合わせる
  • 修正版が出たら更新する期限を、重さごとに決めておく(実際に悪用されている脆弱性は最優先)
  • 自社で作った画面は、SQL インジェクション・クロスサイト・スクリプティングなど代表的な脆弱性の対策が入っているかを確かめる
  • 使っていない機能・古い試作のページ・公開しなくてよい管理画面を外に出さない

根拠の資料:IPA「安全なウェブサイトの作り方」/JVN(Japan Vulnerability Notes)/OWASP ASVS(アプリケーションセキュリティ検証標準)

経過

  1. 学内サーバーへの不審なアクセスを多数確認して調査し、6サイトの不正侵入と一部ページの改ざんが判明。6サイトの外部アクセスを停止した。 [出典s1]

  2. 不正侵入を受けた全サイトでリストアと脆弱性への対応を終え、外部公開を再開した。 [出典s1]

  3. 経緯、原因(WordPressの脆弱性)、現在の状況、再発防止の方針を大学サイトで公表した。 [出典s1]

出典(公式の発表)

  1. [s1]京都教育大学「本学Webサーバーへの不正侵入に伴うWebページの一部改ざんについて」(2026年10月13日)

この内容は2026年10月16日に公式の発表を確かめたものです。誤りに気づいたら訂正の申し出からお知らせください。

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