原因一部公表 不正アクセス情報の漏えい

ユーザー交流サイト「nest Portal」で利用するクラウドサービスに不正アクセス、会員情報漏えいの可能性

このページの公開: / 最終更新: / 書いた人:インシデントレーダー編集部

この事件のまとめ

何が
ウイングアーク1st株式会社のnest Portal(ユーザー向け交流サイト)で、不正アクセス・情報の漏えい。
いつ
2026年10月8日に公表(発生・発覚は2026年10月6日)。
原因
一部公表:ID・パスワードの悪用・委託先・取引先から。
影響
nest Portalの一部会員の情報、1,200件(漏えいの可能性)。

原因

原因一部公表 ID・パスワードの悪用委託先・取引先から

公式の発表での原因
利用するクラウドサービスの提供事業者で管理者アカウントが不正に利用された
侵入の入り口
クラウドサービス提供事業者(コミューン株式会社)の管理者アカウント

影響

人数・件数
1,200件(nest Portalの一部会員)
注:現時点の推定
情報の種類
企業名、役職、氏名、フリガナ、メールアドレス、住所等の登録情報
漏えい
漏えいの可能性
サービスの停止など
nest Portalのサービス停止

使っている人がすること

公式の呼びかけは無し(2026年10月10日に確かめた時点)。

運営する側が確かめること

この事件の原因の種類について、一般に言われている基本の確かめ項目です(この事件の会社の対策を推測したものではありません)。

ID・パスワードの悪用

  • ログインの失敗の回数に上限を設ける(同じアカウント・同じ接続元からの続けての失敗)
  • 新しいパスワードを、よく使われるもの・漏えいが知られているものと照らし合わせて断る
  • 管理者や、権限の大きいアカウントには 2段階認証を必須にする
  • ふだんと違うログイン(新しい端末・国)を記録し、本人に知らせる

根拠の資料:NIST SP 800-63B(認証の指針)/OWASP ASVS

委託先・取引先から

  • 個人データを預ける委託先を一覧にし、安全管理の状態を契約の前と定期的に確かめる
  • 契約に、安全管理の決まり・再委託の扱い・事故のときにすぐ知らせることを入れる
  • 委託先に渡すデータと権限を、仕事に要る分だけにする(終わったら消す・権限を外す)
  • 委託先とつながる接続(リモートの保守など)を一覧にし、使っていないものは止める

根拠の資料:個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」(委託先の監督)/IPA「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」

経過

  1. 提供事業者コミューン社が「nest Portal」のサービスを停止 [出典s1]

  2. ウイングアーク1stがコミューン社から調査結果(速報)を受領 [出典s1]

  3. 個人情報保護委員会への報告、全会員へのメール通知、お詫びと報告を公表 [出典s1]

出典(公式の発表)

  1. [s1]ウイングアーク1st「当社ユーザー向け交流サイト『nest Portal』における個人情報漏えいの可能性に関するお詫びとご報告」(2026年10月8日)

この内容は2026年10月10日に公式の発表を確かめたものです。誤りに気づいたら訂正の申し出からお知らせください。

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