原因一部公表 不正アクセス情報の漏えい

委託先「Commune」への不正アクセスでDS.LABのユーザー情報最大1,750名分が閲覧・取得された可能性

このページの公開: / 最終更新: / 書いた人:インシデントレーダー編集部

この事件のまとめ

何が
LINEヤフー株式会社のDS.INSIGHT内コミュニティ機能「DS.LAB」で、不正アクセス・情報の漏えい。
いつ
2026年10月9日に公表。
原因
一部公表:ソフトウェアの脆弱性・委託先・取引先から。
影響
DS.LAB利用ユーザーの情報、1,750件(漏えいの可能性)。

原因

原因一部公表 ソフトウェアの脆弱性委託先・取引先から

公式の発表での原因
委託先コミューン株式会社のシステムの不備が悪用された
侵入の入り口
委託先コミューン株式会社が運営するコミュニティプラットフォーム「Commune」

影響

人数・件数
1,750件(DS.LAB利用ユーザー)
情報の種類
ニックネーム、アカウント名、氏名、自己紹介、アイコン、所属グループ、メールアドレス、カスタムプロフィール項目、ポイント、最終アクティブ日時
漏えい
漏えいの可能性
サービスの停止など
DS.LABのサービスを停止

使っている人がすること

公式の発表で、利用者に呼びかけていることです。

  • 心当たりのない不審なメールやメッセージのリンクを開かない
  • 個人情報を入力しない
  • 当社がメールやメッセージでパスワード・決済情報の入力を求めることはないことに注意する

運営する側が確かめること

この事件の原因の種類について、一般に言われている基本の確かめ項目です(この事件の会社の対策を推測したものではありません)。

ソフトウェアの脆弱性

  • 使っているソフト・部品(CMS・プラグイン・ライブラリ・サーバーのソフト)と版を一覧にし、脆弱性の情報を定期的に照らし合わせる
  • 修正版が出たら更新する期限を、重さごとに決めておく(実際に悪用されている脆弱性は最優先)
  • 自社で作った画面は、SQL インジェクション・クロスサイト・スクリプティングなど代表的な脆弱性の対策が入っているかを確かめる
  • 使っていない機能・古い試作のページ・公開しなくてよい管理画面を外に出さない

根拠の資料:IPA「安全なウェブサイトの作り方」/JVN(Japan Vulnerability Notes)/OWASP ASVS(アプリケーションセキュリティ検証標準)

委託先・取引先から

  • 個人データを預ける委託先を一覧にし、安全管理の状態を契約の前と定期的に確かめる
  • 契約に、安全管理の決まり・再委託の扱い・事故のときにすぐ知らせることを入れる
  • 委託先に渡すデータと権限を、仕事に要る分だけにする(終わったら消す・権限を外す)
  • 委託先とつながる接続(リモートの保守など)を一覧にし、使っていないものは止める

根拠の資料:個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」(委託先の監督)/IPA「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」

経過

  1. コミューン株式会社より不正アクセス発生の連絡を受けた [出典s1]

  2. 第1報。不正アクセスとユーザー情報閲覧・取得の可能性を発表、DS.LAB停止を公表 [出典s1]

出典(公式の発表)

  1. [s1]LINEヤフー株式会社「委託先システムへの不正アクセスに伴う情報漏えいに関するお知らせとお詫び」(2026年10月9日)

この内容は2026年10月10日に公式の発表を確かめたものです。誤りに気づいたら訂正の申し出からお知らせください。

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