原因公表 紛失・誤送信情報の漏えい

TOPPANが損保ジャパンの契約者情報17万7,426名分を他の損害保険会社へ誤送付

このページの公開: / 最終更新: / 書いた人:インシデントレーダー編集部

この事件のまとめ

何が
TOPPAN株式会社の保険料控除証明書発行サービス(損害保険ジャパンほかから受託)で、紛失・誤送信・情報の漏えい。
いつ
2026年9月29日に公表(発生・発覚は2026年9月1日)。
原因
公表:人のまちがい(誤送信・紛失)・委託先・取引先から。
影響
損害保険ジャパンの契約者の情報、177,426件(漏えい確認)。

原因

原因公表 人のまちがい(誤送信・紛失)委託先・取引先から

公式の発表での原因
手作業でファイルを送る際、担当者のドラッグ&ドロップ操作の誤りで、損保ジャパンのZIPファイルが他社向けのZIPファイルに混ざった。送る前に中身を確かめていなかった。不正アクセスではない。

影響

人数・件数
177,426件(損害保険ジャパンの契約者)
注:重複を含む可能性があり、実際の人数は減る場合がある
情報の種類
カナ氏名、保険料控除用証券番号、業務ID
漏えい
漏えい確認

使っている人がすること

公式の呼びかけは無し(2026年10月7日に確かめた時点)。

運営する側が確かめること

この事件の原因の種類について、一般に言われている基本の確かめ項目です(この事件の会社の対策を推測したものではありません)。

人のまちがい(誤送信・紛失)

  • 多くの人に送るメールは、宛先を見えない形(BCC など)にする手順を決め、送る前に確かめる仕組みを入れる
  • 持ち出す端末・記録媒体は暗号化し、なくしたときにすぐ報告する決まりにする
  • 漏えいが起きたときに、どこへ・いつまでに報告するか(個人情報保護委員会への報告と本人への通知)を前もって確かめておく

根拠の資料:個人情報保護委員会「漏えい等の対応とお役立ち資料」

委託先・取引先から

  • 個人データを預ける委託先を一覧にし、安全管理の状態を契約の前と定期的に確かめる
  • 契約に、安全管理の決まり・再委託の扱い・事故のときにすぐ知らせることを入れる
  • 委託先に渡すデータと権限を、仕事に要る分だけにする(終わったら消す・権限を外す)
  • 委託先とつながる接続(リモートの保守など)を一覧にし、使っていないものは止める

根拠の資料:個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」(委託先の監督)/IPA「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」

経過

  1. 誤送付が発生。17時15分に送付先の損害保険会社から日本損害保険協会へ照会 [出典s1]

  2. 日本損害保険協会からTOPPANに調査要請があり判明。ファイル転送サービスの配信を停止 [出典s1]

  3. 公表。送付先では速やかに廃棄・削除されており、それ以上の流出は確認されていない [出典s1]

出典(公式の発表)

  1. [s1]TOPPAN「当社受託「保険料控除証明書発行サービス」運用業務におけるデータ誤送付について」(2026年9月29日)
  2. [s2]損害保険ジャパン「「保険料控除証明書発行サービス」における業務委託先のデータ誤送付について」(2026年9月29日)

この内容は2026年10月7日に公式の発表を確かめたものです。誤りに気づいたら訂正の申し出からお知らせください。

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