原因公表 不正アクセス情報の漏えいサービスの停止

委託先のECシステムに不正アクセス、リンツのオンラインショップ・公式アプリの会員情報314万7,469件が漏えい

このページの公開: / 最終更新: / 書いた人:インシデントレーダー編集部

この事件のまとめ

何が
リンツ&シュプルングリージャパン株式会社のリンツ公式オンラインショップ・Lindt公式アプリ(委託先 株式会社フューチャーショップのシステム)で、不正アクセス・情報の漏えい・サービスの停止。
いつ
2026年10月23日に公表(発生・発覚は2026年10月17日)。
原因
公表:ソフトウェアの脆弱性・委託先・取引先から。
影響
オンラインショップおよび公式アプリの会員の情報、3,147,469件(漏えい確認)。

原因

原因公表 ソフトウェアの脆弱性委託先・取引先から

公式の発表での原因
会員情報の管理を委託しているEC運用システム会社のサーバーで使っていたソフトウェアの脆弱性を悪用され、外部から不正アクセスを受けた。攻撃手法の詳細は、再発防止と二次被害防止のため非公表。事実関係は委託先の報告に基づき、調査で変わる可能性がある。
侵入の入り口
委託先(株式会社フューチャーショップ)のサーバー

影響

人数・件数
3,147,469件(オンラインショップおよび公式アプリの会員)
注:2026年10月18日0時16分時点で退会済みの会員は含まない
情報の種類
会員ID、氏名、メールアドレス、住所、電話番号、生年月日、性別、メールマガジンの受信設定、登録店舗情報、ログインパスワード(ハッシュ化)、フリガナ、会員登録日時、最終ログイン日時
漏えい
漏えい確認
サービスの停止など
2026年10月21日16時から、安全性が確認されるまでオンラインショップを一時停止。公式アプリは新規会員登録・新規ログイン・会員情報の確認変更・ポイント履歴や購入履歴の閲覧などが停止期間中は使えない。停止前の注文は予定どおり配送。ログイン済みの会員は、店舗でのポイント付与・利用は可能。
二次被害
2026年10月23日11時時点で、漏えいした情報が悪用された事実は確認されていない。クレジットカード情報など支払いに関する情報は含まれない。

使っている人がすること

公式の発表で、利用者に呼びかけていることです。

  • 漏えい情報を悪用した、同社を装う不審なメール・SMS・電話・郵便物に注意し、心当たりのないメールやSMSのリンク・添付ファイルは開かない
  • 不審なメール等を受け取ったら、同社の問い合わせ窓口に連絡する
  • 同社がメールや電話でパスワードやクレジットカード情報を尋ねることはない
  • オンラインショップ再開時に、ログインパスワードの変更をお願いする予定(方法は同ページで案内)
  • 同じパスワードを他のサービスでも使っている場合は、そのサービスのパスワードも変更する
  • 案内は公式サイト https://www.lindt.jp/ のページをブラウザで直接開いて確認する

運営する側が確かめること

この事件の原因の種類について、一般に言われている基本の確かめ項目と根拠の資料は、原因ごとのページにまとめています(この事件の会社の対策を推測したものではありません)。

経過

  1. 23時02分から翌18日0時16分にかけて、委託先のサーバーが不正アクセスを受け、会員アカウント情報が取得された。 [出典s1]

  2. 委託先から同社へ本件の報告。委託先は侵入経路を特定して遮断し、悪用された脆弱性への対策を実施した。 [出典s1]

  3. 被害拡大防止のため、16時からオンラインショップを一時停止。 [出典s1]

  4. お詫びとお知らせを公表。委託先と連名で個人情報保護委員会へ報告済み、委託先が警察に相談済み、会員向け専用窓口を設置。 [出典s1]

  5. 対象会員への登録メールアドレス宛の個別連絡を順次開始する予定(第1報での予告)。 [出典s1]

出典(公式の発表)

  1. [s1]リンツ&シュプルングリージャパン「委託先事業者への不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ」(2026年10月23日)

この内容は2026年10月26日に公式の発表を確かめたものです。誤りに気づいたら訂正の申し出からお知らせください。

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