CAMPFIRE の GitHub アカウントに不正アクセス、利用者22万5,846件の個人情報・口座情報が漏えいの可能性
このページの公開: / 最終更新: / 書いた人:インシデントレーダー編集部
この事件のまとめ
- 何が
- 株式会社CAMPFIREのクラウドファンディング CAMPFIRE(システム管理用 GitHub アカウント・顧客情報のデータベース)で、不正アクセス・情報の漏えい。
- いつ
- 2026年4月3日に公表(発生・発覚は2026年4月2日)。
- 原因
- 公表:ID・パスワードの悪用・人のまちがい(誤送信・紛失)。
- 影響
- プロジェクトオーナー、支援者、パートナーの情報、225,846件(漏えいの可能性)。
原因
原因公表 ID・パスワードの悪用人のまちがい(誤送信・紛失)
- 公式の発表での原因
- 従業員が発行した GitHub の認証情報が、個人の開発用サーバーに意図せずアップロードされ、第三者に不正利用された。攻撃者はそこから社内のクラウド環境に入り、認証情報や API キーを取得した。
- 侵入の入り口
- システム管理用の GitHub アカウント(漏れた認証情報)
影響
- 人数・件数
- 225,846件(プロジェクトオーナー、支援者、パートナー)
注:ユニーク件数。内訳(重複を含む)はプロジェクトオーナー等108,784件・支援者118,010件・パートナー1,282件・その他10,521件 - 情報の種類
- 氏名、住所、電話番号、メールアドレス、銀行口座情報(一部)
- 漏えい
- 漏えいの可能性
- 二次被害
- 調査では個人情報を含むファイルが外に送られた跡は見つからなかったが、ログの欠けがあるため閲覧された可能性は否定できないとしている。クレジットカード情報は含まれない
使っている人がすること
公式の発表で、利用者に呼びかけていることです。
- 同社が電話やメールで暗証番号を聞くことはないので、不審なメール・郵便物に注意する
- 銀行の取引明細を確かめる
- 同じパスワードをほかのサービスで使っていれば変更する
運営する側が確かめること
この事件の原因の種類について、一般に言われている基本の確かめ項目です(この事件の会社の対策を推測したものではありません)。
ID・パスワードの悪用
- ログインの失敗の回数に上限を設ける(同じアカウント・同じ接続元からの続けての失敗)
- 新しいパスワードを、よく使われるもの・漏えいが知られているものと照らし合わせて断る
- 管理者や、権限の大きいアカウントには 2段階認証を必須にする
- ふだんと違うログイン(新しい端末・国)を記録し、本人に知らせる
根拠の資料:NIST SP 800-63B(認証の指針)/OWASP ASVS
人のまちがい(誤送信・紛失)
- 多くの人に送るメールは、宛先を見えない形(BCC など)にする手順を決め、送る前に確かめる仕組みを入れる
- 持ち出す端末・記録媒体は暗号化し、なくしたときにすぐ報告する決まりにする
- 漏えいが起きたときに、どこへ・いつまでに報告するか(個人情報保護委員会への報告と本人への通知)を前もって確かめておく
経過
出典(公式の発表)
- [s1]CAMPFIRE「GitHubアカウントへの不正アクセス発生に関するお知らせとお詫び」(2026年4月3日)
- [s2]CAMPFIRE「GitHubアカウントへの不正アクセス発生に関するお知らせとお詫び(第二報)」(2026年4月14日)
- [s3]CAMPFIRE「【重要】弊社システムへの不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性に関するお詫びとご報告」(2026年4月24日)
- [s4]CAMPFIRE「不正アクセス事案にかかる調査結果について」(2026年6月2日)
関連の報道
報道はリンクだけを置いています。このページの事実の根拠には使っていません。
この内容は2026年10月7日に公式の発表を確かめたものです。誤りに気づいたら訂正の申し出からお知らせください。
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