原因一部公表 不正アクセス情報の漏えい不正利用

大田区立伊豆高原学園、予約管理システムへの不正アクセスで宿泊者情報が閲覧された可能性

このページの公開: / 最終更新: / 書いた人:インシデントレーダー編集部

この事件のまとめ

何が
大田区立伊豆高原学園(運営:伊豆高原学園PFI株式会社)の予約管理システム「サイトコントローラー」(提供元:手間いらず株式会社)で、不正アクセス・情報の漏えい・不正利用。
いつ
2026年10月9日に公表(発生・発覚は2026年9月21日)。
原因
一部公表:委託先・取引先から・その他。
影響
宿泊予約者の情報、69件(漏えいの可能性)。

原因

原因一部公表 委託先・取引先からその他

公式の発表での原因
委託先の手間いらず株式会社が過去に提供していたサービス機能の一部にセキュリティ上の問題があり、第三者に不正アクセスされたと説明している。
侵入の入り口
委託先・手間いらず株式会社が過去に提供していたサービス機能の一部

影響

人数・件数
69件(宿泊予約者)
注:不審なメッセージが送られた予約の対象件数(10月6日時点判明分)。影響範囲は確認中
情報の種類
氏名、電話番号、メールアドレス、宿泊予約情報(宿泊施設名・チェックイン日・チェックアウト日・宿泊金額)
漏えい
漏えいの可能性
サービスの停止など
既に成立した宿泊予約が自動でキャンセルされることはないと公表。
二次被害
一部の予約者に不審なメッセージが送信されている事象を確認。

使っている人がすること

公式の発表で、利用者に呼びかけていることです。

  • 不審なメッセージにクレジットカード情報や個人情報を入力しない
  • メッセージ内のURLやリンクを開かない
  • 不審なメッセージに返信しない
  • メッセージの指示に従って支払いや送金をしない
  • 予約内容の確認は学園の公式窓口へ直接問い合わせる
  • 入力や支払いをしてしまった場合は、すぐにクレジットカード会社等へ連絡する

運営する側が確かめること

この事件の原因の種類について、一般に言われている基本の確かめ項目です(この事件の会社の対策を推測したものではありません)。

委託先・取引先から

  • 個人データを預ける委託先を一覧にし、安全管理の状態を契約の前と定期的に確かめる
  • 契約に、安全管理の決まり・再委託の扱い・事故のときにすぐ知らせることを入れる
  • 委託先に渡すデータと権限を、仕事に要る分だけにする(終わったら消す・権限を外す)
  • 委託先とつながる接続(リモートの保守など)を一覧にし、使っていないものは止める

根拠の資料:個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」(委託先の監督)/IPA「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」

その他

  • 自社で起こりうる脅威の一覧(年ごとに公表されるもの)で、自社に当てはまるものを確かめる
  • 事故が起きたときの連絡の順番・報告の期限を前もって決めておく

根拠の資料:IPA「情報セキュリティ10大脅威」/個人情報保護委員会「漏えい等の対応とお役立ち資料」

経過

  1. 手間いらず株式会社のシステムへの不正アクセスが発生。公式は、確認されている不正アクセスはこの日のみと説明。 [出典s1]

  2. 同日深夜ごろ、一部の宿泊施設の予約者に不審なメッセージが届くとの問い合わせを同社が受け、調査を開始。 [出典s1]

  3. 不審なメッセージが送られた予約の対象件数が69件と判明(この日時点判明分)。 [出典s1]

  4. 学園が公式サイトでお詫びとお知らせを公表。警察への通報と個人情報保護委員会への報告が進められていると説明。 [出典s1]

出典(公式の発表)

  1. [s1]大田区立伊豆高原学園「予約管理システム(サイトコントローラー)への不正アクセスに関するお詫びとお知らせ」(2026年10月9日)

この内容は2026年10月14日に公式の発表を確かめたものです。誤りに気づいたら訂正の申し出からお知らせください。

同じ原因の事件

委託先・取引先からの事件をすべて見る → その他の事件をすべて見る →