原因一部公表 不正アクセスサービスの停止

寄附金の申請サービス「Academic Support Navi」に不正アクセス、暗号資産の採掘目的とみられ約3か月停止

このページの公開: / 最終更新: / 書いた人:インシデントレーダー編集部

この事件のまとめ

何が
株式会社シーエーシーの寄附金Web申請クラウドサービス「Academic Support Navi」で、不正アクセス・サービスの停止。
いつ
2026年1月5日に公表(発生・発覚は2025年12月18日)。
原因
一部公表:その他。
影響
利用企業に寄附や助成を申請した人、利用企業の管理者の情報、未公表(漏えいの可能性)。

原因

原因一部公表 その他

公式の発表での原因
サービスの Web サーバーに外から不正なプログラムが置かれて実行された。主な目的はサーバーの資源を使った暗号資産のマイニングなどと推定されている。
侵入の入り口
サービスの Web サーバー

影響

人数・件数
未公表(利用企業に寄附や助成を申請した人、利用企業の管理者)
情報の種類
氏名、メールアドレス、性別、生年月日、所属団体・機関の情報、申請時に入力した情報
漏えい
漏えいの可能性
サービスの停止など
2025年12月25日にサービスを止め、約3か月後の2026年3月23日に再開。各申請サイトの再開時期は利用企業ごとに異なる
二次被害
最終報の時点で、漏えいや二次被害は確認されていない。同社は漏えいの可能性は極めて低いとしつつ、法律上は「発生したおそれがある事態」として対応した

使っている人がすること

公式の呼びかけは無し(2026年10月7日に確かめた時点)。

運営する側が確かめること

この事件の原因の種類について、一般に言われている基本の確かめ項目です(この事件の会社の対策を推測したものではありません)。

その他

  • 自社で起こりうる脅威の一覧(年ごとに公表されるもの)で、自社に当てはまるものを確かめる
  • 事故が起きたときの連絡の順番・報告の期限を前もって決めておく

根拠の資料:IPA「情報セキュリティ10大脅威」/個人情報保護委員会「漏えい等の対応とお役立ち資料」

経過

  1. 深夜、サーバーに不正なプログラムが置かれた [出典s3]

  2. サーバーの不審な挙動を確認し、サービスを止めて通信を遮断 [出典s1]

  3. 不正アクセスとサービスの一時停止を発表 [出典s1]

  4. 第2報。管理者権限が不正に使われたことを確認し、個人情報保護委員会に報告したと発表 [出典s2]

  5. 第3報。調査の結果、目的は暗号資産のマイニングなどと推定し、対象となる個人データの項目を公表 [出典s3]

  6. 最終報。新しい環境に作り直してサービスを再開 [出典s4]

出典(公式の発表)

  1. [s1]シーエーシー「「Academic Support Navi」サービスの一時停止に関するお知らせ」(2026年1月5日)
  2. [s2]シーエーシー「「Academic Support Navi」への不正アクセスに関する調査状況のご報告(第2報)」(2026年1月13日)
  3. [s3]シーエーシー「「Academic Support Navi」への不正アクセスに関する調査結果のご報告(第3報)」(2026年2月12日)
  4. [s4]シーエーシー「「Academic Support Navi」サービス再開のお知らせ(最終報)」(2026年3月23日)

関連の報道

報道はリンクだけを置いています。このページの事実の根拠には使っていません。

この内容は2026年10月7日に公式の発表を確かめたものです。誤りに気づいたら訂正の申し出からお知らせください。

同じ原因の事件

その他の事件をすべて見る →