原因一部公表 不正アクセス情報の漏えい

ウェブ制作サービス「Studio」への不正アクセスで、TRUSTARTのお問い合わせフォーム送信情報約1,440件が流出した可能性

このページの公開: / 最終更新: / 書いた人:インシデントレーダー編集部

この事件のまとめ

何が
TRUSTART株式会社の自社ウェブサイトのお問い合わせ・資料請求フォーム(制作サービス「Studio」を利用)で、不正アクセス・情報の漏えい。
いつ
2026年10月19日に公表(発生・発覚は2026年9月30日)。
原因
一部公表:委託先・取引先から・ソフトウェアの脆弱性。
影響
サービス紹介ページのお問い合わせ・資料請求フォームに情報を送信した方の情報、約1,440件(漏えいの可能性)。

原因

原因一部公表 委託先・取引先からソフトウェアの脆弱性

公式の発表での原因
サイト制作に使っていたStudioの運営会社のクラウド環境に、第三者が不正にアクセスした。Studio側の発表では、同社サービスの一部機能の脆弱性が悪用された。具体的な脆弱性の詳細は未公表で、原因は外部の専門機関による調査を調整中。
侵入の入り口
ウェブサイト制作サービス「Studio」を運営するStudio株式会社のクラウド環境(同社サービスの一部機能の脆弱性)

影響

人数・件数
約1,440件(サービス紹介ページのお問い合わせ・資料請求フォームに情報を送信した方)
注:約(同じ方による複数回の送信やテスト送信を含む)
情報の種類
氏名、会社名、会社URL、役職、メールアドレス、電話番号、従業員規模、お問い合わせ種別、自由記述欄の内容(記入内容によっては上記以外の情報を含む場合あり)
漏えい
漏えいの可能性
サービスの停止など
TRUSTARTはStudioの利用を停止した。R.E.DATA Plusなど同社サービスの利用者情報や契約・利用データは対象外。決済情報はフォームで預かっていない。
二次被害
現時点で二次被害は確認されていない(Studio株式会社が調査中)。第三者による実際の取得も確認されていないが、Studio側は取得されたものとみなして対応している。

使っている人がすること

公式の発表で、利用者に呼びかけていることです。

  • TRUSTARTやStudio株式会社を装う不審なメール・電話に注意する
  • TRUSTARTがメールや電話でパスワード等を尋ねることはない
  • 心当たりのないメールのURLや添付ファイルは開かない

運営する側が確かめること

この事件の原因の種類について、一般に言われている基本の確かめ項目です(この事件の会社の対策を推測したものではありません)。

委託先・取引先から

  • 個人データを預ける委託先を一覧にし、安全管理の状態を契約の前と定期的に確かめる
  • 契約に、安全管理の決まり・再委託の扱い・事故のときにすぐ知らせることを入れる
  • 委託先に渡すデータと権限を、仕事に要る分だけにする(終わったら消す・権限を外す)
  • 委託先とつながる接続(リモートの保守など)を一覧にし、使っていないものは止める

根拠の資料:個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」(委託先の監督)/IPA「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」

ソフトウェアの脆弱性

  • 使っているソフト・部品(CMS・プラグイン・ライブラリ・サーバーのソフト)と版を一覧にし、脆弱性の情報を定期的に照らし合わせる
  • 修正版が出たら更新する期限を、重さごとに決めておく(実際に悪用されている脆弱性は最優先)
  • 自社で作った画面は、SQL インジェクション・クロスサイト・スクリプティングなど代表的な脆弱性の対策が入っているかを確かめる
  • 使っていない機能・古い試作のページ・公開しなくてよい管理画面を外に出さない

根拠の資料:IPA「安全なウェブサイトの作り方」/JVN(Japan Vulnerability Notes)/OWASP ASVS(アプリケーションセキュリティ検証標準)

経過

  1. Studioのクラウド環境への不正アクセスが確認された期間の始まり(10月1日まで)。 [出典s1]

  2. Studio側が対処を終えるまで、環境内のデータは外部から取得できる状態だった。 [出典s1]

  3. Studio株式会社がTRUSTARTに、フォーム送信内容が流出した可能性があると通知した。 [出典s1]

  4. Studio株式会社が不正アクセスについて第一報を公表した。 [出典s2]

  5. TRUSTARTが、お問い合わせフォーム送信情報の流出の可能性についてお詫びとお知らせを公表した。 [出典s1]

出典(公式の発表)

  1. [s1]TRUSTART「当社ウェブサイトのお問い合わせフォーム送信情報の流出の可能性に関するお詫びとお知らせ」(2026年10月19日)
  2. [s2]Studio株式会社 不正アクセスに関するお知らせ(2026年10月16日)

この内容は2026年10月19日に公式の発表を確かめたものです。誤りに気づいたら訂正の申し出からお知らせください。

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