原因一部公表 不正アクセス情報の漏えい

MAPPA EXPO公式サイトが使うクラウド「STUDIO」に不正アクセス、問い合わせフォームの情報が流出した可能性

このページの公開: / 最終更新: / 書いた人:インシデントレーダー編集部

この事件のまとめ

何が
株式会社MAPPAのMAPPA EXPO 15th Anniversary 公式サイト(クラウドサービス「STUDIO」利用)で、不正アクセス・情報の漏えい。
いつ
2026年10月17日に公表(発生・発覚は2026年9月30日)。
原因
一部公表:委託先・取引先から・ソフトウェアの脆弱性。
影響
「CONTACT」フォームから問い合わせた人の情報、未公表(漏えいの可能性)。

原因

原因一部公表 委託先・取引先からソフトウェアの脆弱性

公式の発表での原因
サイト制作に使うクラウドサービスの提供元Studio社が、同社の一部機能の脆弱性を突かれ、第三者にクラウド環境へ入られたと公表している。詳しい原因は同社が調査中。
侵入の入り口
サービス提供元(Studio社)のクラウド環境。MAPPA側のサーバーではない

影響

人数・件数
未公表(「CONTACT」フォームから問い合わせた人)
情報の種類
お名前、メールアドレス、お問い合わせ内容
漏えい
漏えいの可能性
サービスの停止など
MAPPA公式サイトとMAPPA ONLINE SHOPへの不正アクセスは確認されていない。影響が確認されているのはMAPPA EXPOの公式サイトのみ。
二次被害
情報の不正利用や二次被害は、現時点で確認されていない。

使っている人がすること

公式の発表で、利用者に呼びかけていることです。

  • MAPPA EXPO運営事務局やStudio社を装った不審なメールが届くおそれがあるため、心当たりのないメールのURL・添付ファイルは開かず、個人情報も入力しない

運営する側が確かめること

この事件の原因の種類について、一般に言われている基本の確かめ項目です(この事件の会社の対策を推測したものではありません)。

委託先・取引先から

  • 個人データを預ける委託先を一覧にし、安全管理の状態を契約の前と定期的に確かめる
  • 契約に、安全管理の決まり・再委託の扱い・事故のときにすぐ知らせることを入れる
  • 委託先に渡すデータと権限を、仕事に要る分だけにする(終わったら消す・権限を外す)
  • 委託先とつながる接続(リモートの保守など)を一覧にし、使っていないものは止める

根拠の資料:個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」(委託先の監督)/IPA「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」

ソフトウェアの脆弱性

  • 使っているソフト・部品(CMS・プラグイン・ライブラリ・サーバーのソフト)と版を一覧にし、脆弱性の情報を定期的に照らし合わせる
  • 修正版が出たら更新する期限を、重さごとに決めておく(実際に悪用されている脆弱性は最優先)
  • 自社で作った画面は、SQL インジェクション・クロスサイト・スクリプティングなど代表的な脆弱性の対策が入っているかを確かめる
  • 使っていない機能・古い試作のページ・公開しなくてよい管理画面を外に出さない

根拠の資料:IPA「安全なウェブサイトの作り方」/JVN(Japan Vulnerability Notes)/OWASP ASVS(アプリケーションセキュリティ検証標準)

経過

  1. Studio社のクラウド環境への不正アクセスが始まった(Studio社が確認した期間は9月30日〜10月1日)。 [出典s2]

  2. Studio社が社内調査で不正アクセスに気づいた。 [出典s2]

  3. Studio社が第一報を公表し、MAPPA側にも不正アクセスを報告した。 [出典s1]

  4. MAPPA EXPO運営事務局が、問い合わせフォームの情報(2026年6月19日〜10月15日分)が流出した可能性を発表した。 [出典s1]

  5. Studio社が公表ページを更新し、脆弱性を修正して侵入経路をふさいだこと、原因の調査を続けていることを載せた。 [出典s2]

出典(公式の発表)

  1. [s1]MAPPA EXPO「MAPPA EXPO公式サイトが利用するクラウドサービス「STUDIO」への不正アクセスに関するお知らせとお詫び」(2026年10月17日)
  2. [s2]Studio株式会社「不正アクセスによる情報流出に関するお詫びとお願い(第一報)」(2026-10-18更新分を確認)(2026年10月16日)

この内容は2026年10月20日に公式の発表を確かめたものです。誤りに気づいたら訂正の申し出からお知らせください。

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