歯科人材マッチング「ハノワ」でクラウド保存領域の設定不備、最大4万9,309名の個人情報が閲覧可能な状態に
このページの公開: / 最終更新: / 書いた人:インシデントレーダー編集部
この事件のまとめ
- 何が
- 株式会社HANOWAのハノワ(歯科医療人材マッチングサービス)で、情報の漏えい。
- いつ
- 2026年10月19日に公表。
- 原因
- 公表:設定のまちがい・公開範囲のまちがい。
- 影響
- サービスの利用者(お客様)の情報、最大49,309件(漏えいの可能性)。
原因
原因公表 設定のまちがい・公開範囲のまちがい
- 公式の発表での原因
- クラウド上の保存領域で、他の利用者やログインしていない第三者にも読み取りを許す設定になっていた。設定を確認する手順や仕組みがなく長期間気づけなかった。使わなくなった過去のデータを削除せず保管し続けていた。一部の提出書類の画像は、保存時に閲覧を制限しない設定が付いていた。
- 侵入の入り口
- クラウド上の保存領域の閲覧制限の設定不備(通常の画面操作では表示されず、閲覧には技術的な操作が必要だった)
影響
- 人数・件数
- 最大49,309件(サービスの利用者(お客様))
注:最大(重複を除く) - 情報の種類
- 氏名・ニックネーム・メールアドレス・医院名(最大47,683名分)、本人確認書類・免許証・口座確認書類の画像(最大10,311名分)、旧チャット機能のメッセージと添付ファイル(最大15,482名分)
- 漏えい
- 漏えいの可能性
- 二次被害
- 閲覧の記録が残っておらず、第三者が閲覧したかどうかは確認できない。公表時点で本件に起因する被害の報告は受けていない。パスワードとクレジットカード情報は含まれない。
使っている人がすること
公式の発表で、利用者に呼びかけていることです。
- 会社を装った不審なメールや電話、心当たりのない連絡に注意する(会社からメールや電話でパスワードや口座の暗証番号を尋ねることはない)
- 身に覚えのない契約やサービスの申し込みなど、本人確認書類の悪用が疑われる事象に気づいたら、ハノワ事務局の個人情報の問い合わせ窓口(support@hanowa.co.jp)へ連絡する
運営する側が確かめること
この事件の原因の種類について、一般に言われている基本の確かめ項目です(この事件の会社の対策を推測したものではありません)。
設定のまちがい・公開範囲のまちがい
- クラウドの保存場所・共有のリンク・データベースが「誰から見えるか」を一覧にし、定期的に見直す
- 初期の ID・パスワードや、試しのための設定のまま公開していないかを確かめる
- 設定を変えるときは手順を決め、変えたあとに外から見えていないかを確かめる
- エラーの画面に、内部の情報(ファイルの場所・設定の値)を出さない
根拠の資料:OWASP Top 10:2025「A02 Security Misconfiguration」/IPA「安全なウェブサイトの作り方」
経過
出典(公式の発表)
- [s1]HANOWA「当社サービスにおける個人情報漏えいのおそれに関するお知らせとお詫び」(2026年10月19日)
この内容は2026年10月21日に公式の発表を確かめたものです。誤りに気づいたら訂正の申し出からお知らせください。
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