原因一部公表 不正アクセス情報の漏えい

外部のサイト制作サービス「Studio」への不正アクセスで、クラウドワークスの3サービスのフォーム送信情報1万2,131件が漏えいした可能性

このページの公開: / 最終更新: / 書いた人:インシデントレーダー編集部

この事件のまとめ

何が
株式会社クラウドワークスのクラウドワークス アカデミー・クラウドタウン・クラウドリンクス(外部のウェブサイト制作サービス「Studio」経由)で、不正アクセス・情報の漏えい。
いつ
2026年10月19日に公表(発生・発覚は2026年9月30日)。
原因
一部公表:委託先・取引先から・ソフトウェアの脆弱性。
影響
各サービスのフォームを送信した人の情報、未公表(漏えいの可能性)。

原因

原因一部公表 委託先・取引先からソフトウェアの脆弱性

公式の発表での原因
クラウドワークスが利用するサイト制作サービス「Studio」の提供元のクラウド環境に、第三者が不正にアクセスした。提供元は脆弱性の修正と、侵入に使われた経路の遮断を完了したと報告している。
侵入の入り口
外部サービス「Studio」を提供する会社のクラウド環境

影響

人数・件数
未公表(各サービスのフォームを送信した人)
情報の種類
氏名、メールアドレス、電話番号、お問い合わせ内容、対象講座、職種、経験年数、参加目的、年齢、現在の働き方、Discordコード、所属企業名、役職
漏えい
漏えいの可能性
二次被害
第三者が実際にデータを取得した事実や、本件による二次被害は確認されていない。クレジットカード情報・銀行口座情報・パスワードは対象に含まれないとしている。

使っている人がすること

公式の発表で、利用者に呼びかけていることです。

  • 当社、各サービス、Studio株式会社を装った不審なメール・SMS・電話・Discordのメッセージが届く可能性がある
  • 心当たりのない連絡は、リンクや添付ファイルを開かず、個人情報や認証情報を伝えない

運営する側が確かめること

この事件の原因の種類について、一般に言われている基本の確かめ項目です(この事件の会社の対策を推測したものではありません)。

委託先・取引先から

  • 個人データを預ける委託先を一覧にし、安全管理の状態を契約の前と定期的に確かめる
  • 契約に、安全管理の決まり・再委託の扱い・事故のときにすぐ知らせることを入れる
  • 委託先に渡すデータと権限を、仕事に要る分だけにする(終わったら消す・権限を外す)
  • 委託先とつながる接続(リモートの保守など)を一覧にし、使っていないものは止める

根拠の資料:個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」(委託先の監督)/IPA「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」

ソフトウェアの脆弱性

  • 使っているソフト・部品(CMS・プラグイン・ライブラリ・サーバーのソフト)と版を一覧にし、脆弱性の情報を定期的に照らし合わせる
  • 修正版が出たら更新する期限を、重さごとに決めておく(実際に悪用されている脆弱性は最優先)
  • 自社で作った画面は、SQL インジェクション・クロスサイト・スクリプティングなど代表的な脆弱性の対策が入っているかを確かめる
  • 使っていない機能・古い試作のページ・公開しなくてよい管理画面を外に出さない

根拠の資料:IPA「安全なウェブサイトの作り方」/JVN(Japan Vulnerability Notes)/OWASP ASVS(アプリケーションセキュリティ検証標準)

経過

  1. この日から10月1日にかけて、第三者がStudio提供元のクラウド環境に不正にアクセスしたとされる(Studio側の公表をクラウドワークスが紹介) [出典s1]

  2. Studio提供元が不正アクセスを検知し、脆弱性の修正と侵入経路の遮断を完了したと、クラウドワークスに報告した [出典s1]

  3. Studio提供元が情報流出の可能性を公表。クラウドワークスも連絡を受け、影響範囲の確認を始めた [出典s1]

  4. クラウドワークスが第1報を公表。3サービスで計1万2,131件のフォーム送信情報が漏えいした可能性があるとした [出典s1]

出典(公式の発表)

  1. [s1]クラウドワークス「外部ウェブサイト制作サービス「Studio」不正アクセスに伴う個人情報漏えいの可能性に関するお知らせ」(2026年10月19日)

この内容は2026年10月22日に公式の発表を確かめたものです。誤りに気づいたら訂正の申し出からお知らせください。

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