原因一部公表 不正アクセス情報の漏えい

小田原市の災害情報配信システムに不正アクセス、防災メール登録者など約2万3千件の情報が漏えいした可能性

このページの公開: / 最終更新: / 書いた人:インシデントレーダー編集部

この事件のまとめ

何が
小田原市の災害情報配信システム(アルカディア「SpeeCAN RAIDEN」)で、不正アクセス・情報の漏えい。
いつ
2026年10月15日に公表(発生・発覚は2026年10月11日)。
原因
一部公表:委託先・取引先から。
影響
防災メール登録者、電話・FAX配信や熱中症警戒アラート通知の対象施設、職員参集用メールの登録者の情報、未公表(漏えいの可能性)。

原因

原因一部公表 委託先・取引先から

公式の発表での原因
市が運営するシステムの提供事業者(株式会社アルカディア)の配信サービスに不正アクセスがあったと、事業者から市へ報告があった。影響範囲は事業者が調査中。
侵入の入り口
システム提供事業者の配信サービス(侵入経路は事業者が遮断。詳細は公表されていない)

影響

人数・件数
未公表(防災メール登録者、電話・FAX配信や熱中症警戒アラート通知の対象施設、職員参集用メールの登録者)
情報の種類
メールアドレス、電話番号・FAX番号、施設名、職員氏名
漏えい
漏えいの可能性
サービスの停止など
事業者は一部サービスを緊急停止したが、小田原市の利用分は対象外。市のサービスは通常どおり稼働している。

使っている人がすること

公式の発表で、利用者に呼びかけていることです。

  • 身に覚えのない不審なメールを受信したら、記載されたURLへのアクセス、添付ファイルの開封、個人情報の入力、返信をせず、速やかに削除する

運営する側が確かめること

この事件の原因の種類について、一般に言われている基本の確かめ項目です(この事件の会社の対策を推測したものではありません)。

委託先・取引先から

  • 個人データを預ける委託先を一覧にし、安全管理の状態を契約の前と定期的に確かめる
  • 契約に、安全管理の決まり・再委託の扱い・事故のときにすぐ知らせることを入れる
  • 委託先に渡すデータと権限を、仕事に要る分だけにする(終わったら消す・権限を外す)
  • 委託先とつながる接続(リモートの保守など)を一覧にし、使っていないものは止める

根拠の資料:個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」(委託先の監督)/IPA「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」

経過

  1. 事業者が午後4時30分に不正アクセスを検知した。 [出典s1]

  2. 事業者が午前3時頃に侵入経路を塞ぐ応急措置を行った。 [出典s1]

  3. 事業者が不正アクセスに伴う一部サービスの緊急停止(小田原市は対象外)を発表した。 [出典s1]

  4. 市が利用するシステムに不正なプログラムの設定がないことを、事業者に直接確認した。 [出典s1]

  5. 市が個人情報漏えいの可能性を公表した。件数は防災メール約21,600件、電話配信約210件、FAX約50件、熱中症警戒アラート約270件、職員参集用メール約1,100件。 [出典s1]

出典(公式の発表)

  1. [s1]小田原市「「災害情報配信システム」に対する不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性について【10月15日(木)】」(2026年10月15日)

この内容は2026年10月17日に公式の発表を確かめたものです。誤りに気づいたら訂正の申し出からお知らせください。

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