原因一部公表 不正アクセスランサムウェア

釧路市、学習用端末の委託先サーバーがランサムウェア被害。児童生徒・教職員のアカウント情報が流出した可能性

このページの公開: / 最終更新: / 書いた人:インシデントレーダー編集部

この事件のまとめ

何が
北海道釧路市の市立小中学校の学習用端末の管理運用業務(委託先:株式会社ポータス)で、不正アクセス・ランサムウェア。
いつ
2026年10月13日に公表(発生・発覚は2026年8月29日)。
原因
一部公表:委託先・取引先から。
影響
市立小中学校の児童生徒・教職員・管理者の情報、未公表(漏えいの可能性)。

原因

原因一部公表 委託先・取引先から

公式の発表での原因
学習用端末の管理運用を委託している事業者の社内サーバーがランサムウェアの攻撃を受けた。その後の外部専門機関の調査で、市の端末設定などの情報を保存していたサーバーに不正アクセスの痕跡が見つかった。
侵入の入り口
委託事業者の社内サーバー

影響

人数・件数
未公表(市立小中学校の児童生徒・教職員・管理者)
情報の種類
学校名、氏名、ふりがな、アカウント名、パスワード、学校のネットワーク機器・学校用メールアドレス等の管理用パスワード(39校分)
漏えい
漏えいの可能性
サービスの停止など
公式の発表には、学習用端末や市教委のシステムが攻撃を受けたものではないと書かれている。
二次被害
現時点で、市に関する情報の掲載や不正利用は確認されていない。

使っている人がすること

公式の呼びかけは無し(2026年10月16日に確かめた時点)。

運営する側が確かめること

この事件の原因の種類について、一般に言われている基本の確かめ項目です(この事件の会社の対策を推測したものではありません)。

委託先・取引先から

  • 個人データを預ける委託先を一覧にし、安全管理の状態を契約の前と定期的に確かめる
  • 契約に、安全管理の決まり・再委託の扱い・事故のときにすぐ知らせることを入れる
  • 委託先に渡すデータと権限を、仕事に要る分だけにする(終わったら消す・権限を外す)
  • 委託先とつながる接続(リモートの保守など)を一覧にし、使っていないものは止める

根拠の資料:個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」(委託先の監督)/IPA「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」

経過

  1. 委託事業者の社内サーバーがランサムウェアによる攻撃を受けた。 [出典s1]

  2. 外部専門機関の調査結果として、情報が外部に流出した可能性を否定できないと委託事業者から市に報告があり、市が小中学校へ経過と対応を説明した。 [出典s1]

  3. 市のサイトで、流出した可能性のある情報の件数や市教委の対応が掲載(更新)された。 [出典s1]

出典(公式の発表)

  1. [s1]釧路市「委託事業者のサーバーへの不正アクセスによる情報漏洩の可能性について」(2026年10月15日)

この内容は2026年10月16日に公式の発表を確かめたものです。誤りに気づいたら訂正の申し出からお知らせください。

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