原因一部公表 不正アクセス情報の漏えい

上越市安全メールの配信サービスが不正アクセスを受け、登録者の個人情報が漏えいした可能性

このページの公開: / 最終更新: / 書いた人:インシデントレーダー編集部

この事件のまとめ

何が
上越市の上越市安全メール(防災情報配信サービス「SpeeCAN RAIDEN」)で、不正アクセス・情報の漏えい。
いつ
2026年10月16日に公表(発生・発覚は2026年10月11日)。
原因
一部公表:委託先・取引先から。
影響
安全メールの登録者(一般市民・消防団員・市職員)の情報、未公表(漏えいの可能性)。

原因

原因一部公表 委託先・取引先から

公式の発表での原因
市の発表では、安全メールの配信に使う防災情報配信サービス「SpeeCAN RAIDEN」が不正アクセスを受けたとされている。運営会社の発表では、侵入経路は特定して遮断済みだが、技術的な詳細は公開されていない。
侵入の入り口
市が配信に使うサービスの運営会社(株式会社アルカディア)のシステム

影響

人数・件数
未公表(安全メールの登録者(一般市民・消防団員・市職員))
注:上越市分の件数・範囲は調査中
情報の種類
メールアドレス(一般市民)、氏名・メールアドレス・電話番号・所属・階級(消防団員)、氏名・メールアドレス・職員番号・所属など(市職員)
漏えい
漏えいの可能性
二次被害
市民から、実在する企業を名乗る不審なメールが届いているとの情報が市に寄せられている(本件との関係は発表に書かれていない)。

使っている人がすること

公式の発表で、利用者に呼びかけていることです。

  • 心当たりのない送信元や自治体をかたる不審なメールは開かずに削除する
  • 不審なメールのリンクや添付ファイルは開かない
  • メールの真偽は、公式ホームページなどに載っている問い合わせ先で確かめる

運営する側が確かめること

この事件の原因の種類について、一般に言われている基本の確かめ項目です(この事件の会社の対策を推測したものではありません)。

委託先・取引先から

  • 個人データを預ける委託先を一覧にし、安全管理の状態を契約の前と定期的に確かめる
  • 契約に、安全管理の決まり・再委託の扱い・事故のときにすぐ知らせることを入れる
  • 委託先に渡すデータと権限を、仕事に要る分だけにする(終わったら消す・権限を外す)
  • 委託先とつながる接続(リモートの保守など)を一覧にし、使っていないものは止める

根拠の資料:個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」(委託先の監督)/IPA「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」

経過

  1. 運営会社が SpeeCAN RAIDEN で不審な挙動を確認した。 [出典s2]

  2. 運営会社から上越市に、不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性の情報提供があった。 [出典s1]

  3. 運営会社が侵入経路を特定し、不正アクセス元のIPアドレスを拒否設定した。 [出典s2]

  4. 上越市が市ホームページで公表し、漏えいした可能性のある情報の種類、件数、範囲は調査中と説明した。 [出典s1]

出典(公式の発表)

  1. [s1]上越市「上越市安全メールの個人情報漏洩の可能性があることが分かりました」(2026年10月16日)
  2. [s2]SpeeCAN RAIDEN公式ブログ(株式会社アルカディア)不正アクセス事案の概要(2026年10月13日)

この内容は2026年10月17日に公式の発表を確かめたものです。誤りに気づいたら訂正の申し出からお知らせください。

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