原因一部公表 不正アクセス情報の漏えい

中央区の防災メール配信システムの提供元に不正アクセス、登録者と職員の情報1万件超が漏えいの可能性

このページの公開: / 最終更新: / 書いた人:インシデントレーダー編集部

この事件のまとめ

何が
東京都中央区のちゅうおう安全・安心メール/職員参集メール(配信システム SpeeCAN RAIDEN)で、不正アクセス・情報の漏えい。
いつ
2026年10月14日に公表(発生・発覚は2026年10月11日)。
原因
一部公表:委託先・取引先から。
影響
ちゅうおう安全・安心メールの登録者、職員参集メールの登録職員の情報、未公表(漏えいの可能性)。

原因

原因一部公表 委託先・取引先から

公式の発表での原因
区が利用する配信システムの提供元(株式会社アルカディア)のネットワークに、第三者が不正にアクセスした。提供元は外部からの侵入経路を特定して遮断したとしているが、経路の具体的な中身は書かれていない。
侵入の入り口
配信システムの提供元(株式会社アルカディア)のネットワーク。具体的な侵入経路は未記載

影響

人数・件数
未公表(ちゅうおう安全・安心メールの登録者、職員参集メールの登録職員)
情報の種類
メールアドレス(安全・安心メール登録者)、氏名・メールアドレス・職員番号・所属(職員)
漏えい
漏えいの可能性
サービスの停止など
区は、緊急情報の伝達手段であり提供元が侵入経路を遮断済みとして、配信サービスの運用を継続している。区のシステム側では被害を確認していない。

使っている人がすること

公式の発表で、利用者に呼びかけていることです。

  • 提供元は、不審な連絡で個人情報を示したり入力したりしないよう呼びかけている
  • 提供元は、身に覚えのない送信元のURLや添付ファイルを開かないよう呼びかけている

運営する側が確かめること

この事件の原因の種類について、一般に言われている基本の確かめ項目です(この事件の会社の対策を推測したものではありません)。

委託先・取引先から

  • 個人データを預ける委託先を一覧にし、安全管理の状態を契約の前と定期的に確かめる
  • 契約に、安全管理の決まり・再委託の扱い・事故のときにすぐ知らせることを入れる
  • 委託先に渡すデータと権限を、仕事に要る分だけにする(終わったら消す・権限を外す)
  • 委託先とつながる接続(リモートの保守など)を一覧にし、使っていないものは止める

根拠の資料:個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」(委託先の監督)/IPA「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」

経過

  1. 提供元の株式会社アルカディアが、不正アクセスが疑われる不審な挙動を確認した。 [出典s1]

  2. 提供元が侵入経路を遮断する応急措置を行い、影響範囲の調査を始めた。 [出典s1]

  3. 提供元がホームページで公表した。侵入経路を特定して遮断したと説明している。 [出典s2]

  4. 中央区が第1報として公表した。漏えいの可能性がある情報と件数を示し、運用の継続を伝えた。 [出典s1]

  5. 提供元が個人情報保護委員会へ報告済みと発表し、全利用者にログインパスワードの変更を依頼した。 [出典s2]

出典(公式の発表)

  1. [s1]中央区「「ちゅうおう安全・安心メール」等の配信システムにおける不正アクセスに関するお知らせ」(2026年10月14日)
  2. [s2]SpeeCAN RAIDEN 公式ブログ(株式会社アルカディア)(2026年10月21日)

この内容は2026年10月21日に公式の発表を確かめたものです。誤りに気づいたら訂正の申し出からお知らせください。

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